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特徴

田宮流は
無駄のない動作と
明確な精神性を持つ、
合理的で美しい
居合道流派です。

田宮流は
無駄のない動作と
明確な精神性を持つ、
合理的で美しい
居合道流派です。

田宮流居合の規矩準縄(きくじゅんじょう)

「抑々当流の伝教は、天然自然のことわりを以て、内志正しく、外体直く、気体の和に随って、数分の間にして、刀を抜き出すを以て修業の第一義とす」(田宮真伝奥儀集より)

解釈/田宮流の伝えるところ、居合は自然体で心気をととのえ、体を正しくまっすぐに気体を一致して、一瞬のうちに太刀を抜くことを修業の第一としている。

武道における「規矩準縄」とは、武道の鍛錬や試合における基準となる、普遍的な原則や規範を指します。
これは、技術的な側面だけでなく、精神的な側面や礼儀作法なども含めた、武道全体を律する根本的なルールや基準を意味します。

規矩 (きく):
コンパスや定規のように、物事の基準となるもの、形を定めるための道具を指します。武道においては、正しい姿勢や動き、型を学ぶための基準となります。
準縄 (じゅんじょう):
水平器や墨縄のように、物事を正しく測るための道具を指します。武道においては、技の正確さや、試合における公平性、礼儀作法の基準となります。

武道における規矩準縄は、単に技術的な基準だけでなく、精神的な鍛錬や、礼儀作法、武道家としての生き方など、武道全体を包括する規範となります。
具体例:
技術面:正しい姿勢、基本動作、型、技の習得における基準
精神面:礼儀正しさ、克己心、不撓不屈の精神、相手を尊重する心
礼儀作法:挨拶、礼、言葉遣い、振る舞い
武道を学ぶ上で、規矩準縄を理解し、それを体現することが、武道家としての成長に不可欠です。